今まであまり表にしていなかったOEM石けんや、アートソープなど多彩な石けん作りをご紹介したいと思います。
また、ハンデを持った仲間たちの愉快な生活ぶりもご紹介できれば楽しいと思います。
色々なご意見、ご要望もお聞かせいただければ幸いです。
今後とも末長くお付き合いして下さい。
よろしくお願いいたします。
_ 今年の冬、ここ長野県佐久を含め100年来の大雪で大災害があったかと思うと、今度は大雨、そして台風と天災続きで本当に災害に遭われた方にはお気の毒で言葉の掛けようもありません。一日も早く復旧されることをお祈り申し上げます。
ねば塾は、と申しますと台風の進路が太平洋側になったため、警戒して風で飛ばされそうなのもをすべて片付けましたが風雨とも微弱で台風が過ぎた朝から猛烈な暑さに見舞われましたが、おかげさまで何も起こらず幸いでした。
_ 今日、上田市にありますロフトさんへ買い物に夫婦で出かけました。
そこで目にしたものは、なんとねば塾で作っている石けんたちでした。
石けんコーナーに「白雪の詩」「やさしいせおと」「なるせのせおと」「元ちゃん」がありました。有名な石けんメーカーの製品がおしゃれで揃ったパッケージに包まれて整然と並んでいる優等生に対し、ねば塾の石けんたちは、みんなばらばら「不ぞろいの生徒たち」でした。
でも、なぜか個性的でかわいいのです。親バカですかね?
_ それでも、はやく新商品がここに並ぶのを夢見るのでした。
_ 春から夏にかけて全国からライダー達が、ここ信州に集まってくる。
高原を大型バイクでツーリングするのは、本当に気持ちいいだろう。
_ ねば塾で働く障がいを持った仲間たちの中にも、がんばって原付免許を取得したもの、自動車免許や特殊免許を取ったものまた、何度チャレンジしても合格しないもの、さまざまだ。
_ そしていま、親子で大型バイクの免許取得にがんばっているユウくんが中型バイク免許に合格し400ccのバイクに乗って通勤を始めた。現在大型に挑戦中でもある。
_ 自分で稼いだお金で免許を取り、バイクを買う。ごく当たり前のことだが障がいを持った者たちにはハードルが高いのが一般的だ。
_ ねば塾で働く者の中には、ハンデがあってもハイブリッドの新車を買ったり高性能パソコンを購入したり趣味のホビィの収集に励む者が多い。
私はというと、20年前の中古車を乗り続けているというのに・・・。
せめて、高速道路を安心して走れる車に乗りたい! トホホ
_ それはともかく、ユウくん安全運転で信州の夏を満喫してくれたまえ。
ねば塾では冷房の効いた作業場はほんの一部、ほとんどが扇風機程度の冷房設備しかない。
_ 直接ガスコンロの熱を使ったり、ボイラーの蒸気熱を利用したりする作業者は本当に大変な時期だ。
本当に頭が下がります。ねば塾はそんな彼らに支えられ、また多くのお客様に支えられて何とか成り立っております。本当に感謝、感謝です。
この大型機械は昭和の時代に日本で作られたもの。
しかしその会社今はない。仕方なく大型機械を船に乗せイタリアに運びオーバーホールしてまた日本に運んできた代物。だから中身の部品はすべてイタリア製。部品をイタリアに発注することになってしまった。
_ 日本はかつて職人と言われた人たちが沢山いて、図面がなくても現物合わせで部品を加工してくれた。しかし今は寸法の入ったちゃんとした図面がないと製造できなくなってしまったのだ。
今こそ彼らの力を見直す時なのではないかと、生産に追われて彼らと粉石けんの袋入れをしながら汗を拭き拭き考えたのですが、なにはともあれ今日の生産をこなし暑い夏が終わるまで、熱中症に気をつけ共にがんばろう。