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ねば塾ニュース

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2014-07-27 猛暑の中の作業

_ 梅雨が明けてからの暑さはハンパじゃない。

全国的な猛暑と言って過言ではなさそうだ。

今年の冬の大雪といい地球が悲鳴をあげているよな気がしてならない。

_ そんな猛暑が続く今日、石けん焚きに汗を流す彼らがいる。

ねば塾では冷房の効いた作業場はほんの一部、ほとんどが扇風機程度の冷房設備しかない。

_ 直接ガスコンロの熱を使ったり、ボイラーの蒸気熱を利用したりする作業者は本当に大変な時期だ。

_ しかし、彼らは文句も言わず毎日淡々と作業をこなしてくれる。

本当に頭が下がります。ねば塾はそんな彼らに支えられ、また多くのお客様に支えられて何とか成り立っております。本当に感謝、感謝です。

_ 先日、機械練り石鹸製造機から異音があり部品を交換することとなった。

この大型機械は昭和の時代に日本で作られたもの。

しかしその会社今はない。仕方なく大型機械を船に乗せイタリアに運びオーバーホールしてまた日本に運んできた代物。だから中身の部品はすべてイタリア製。部品をイタリアに発注することになってしまった。

_ 日本はかつて職人と言われた人たちが沢山いて、図面がなくても現物合わせで部品を加工してくれた。しかし今は寸法の入ったちゃんとした図面がないと製造できなくなってしまったのだ。

_ 今まさに日本の職人はおろか労働者不足が問題となってきた。

今こそ彼らの力を見直す時なのではないかと、生産に追われて彼らと粉石けんの袋入れをしながら汗を拭き拭き考えたのですが、なにはともあれ今日の生産をこなし暑い夏が終わるまで、熱中症に気をつけ共にがんばろう。