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ねば塾ニュース

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2014-10-13 ねば塾の工場

_ 最近のねば塾ニュースは災害のことばかりが目立ちます。

そして、またまた台風到来!しかも大きい!被害が出なければよいのですが、早く通り過ぎてほしいと願うばかりです。

_ 思えば、ねば塾は今年で35年になります。

今は自慢の化粧品認可工場もありますが、いまだに手作り工場も健在です。

このHP画面右側の「アクセス」バナーの画像は、バルーンに乗ってねば塾上空から撮影された、ねば塾工場群です。

_ 創業当時は小さな作業場を廃材を使って手作りでたてました。

電気は何とか通じたが水道はなくトイレも仮設でした。

近くのガソリンスタンドで水を借りてポリタンクから水を使っていました。

不便な生活から数年で水道を引くことができました。

みんな手をたたいて喜び合いました。

_ しかし、経済的に苦しい時期が長く続きました。

それでもあきらめず、みんなで夢を語り合いながら笑顔で喜ばれる石けん作りを続けてきました。

_ それから、少しづつ仕事も増えてきて、働く仲間も増えてきて、また新しい工場を手作りでたてました。

_ 塾長の家も手作りです。生活寮(現グループホーム)も手作りでたてました。

_ もっともっと喜ばれる石けんを作ることにみんなで夢中に取り組みました。

_ それから、もっと忙しくなってきて、働く仲間もまたまた増えて、手作り工場もできなくなってついに立派な工場が出来ました。

_ 今では働く仲間は45名にもなります。その中の半分は知的障がいのある人、自閉症とよばれる人、精神障がい、ダウン症などハンデを持った仲間たちです。

_ 新しい立派なグループホームもつぎつぎ建ち、18人が生活出来るようになりました。

_ もっともっと、人に喜ばれる石けん作りをして、もっともっと働く仲間の笑顔が増えると、もっともっと素敵なねば塾になると思います。

_ ですから台風さん、お願いです。この汗と涙の結晶手作り工場の屋根を飛ばさないでください。

_ 風が吹くたびにどこにも被害が出ないように願うこの頃なのです。