_ 本年6月4日 笠原愼一代表は長野県知事より福祉功労者として知事賞を受賞されました。
笠原塾長は1978年12月長野県上田市の福祉施設より2人の園生を引取り、奥様も一緒の共同生活を始めます。建設現場で一緒に働き収入を得ることで、福祉的補助金を受けない障がい者の経済的自立、そして完全社会参加を旗印にした船出でした。
36年目となった今年も政権や政策がかわっても当時と変わらないねば塾の基本方針を実践しております。35年もの間ずっとブレずに実践してきたことはすごいことだと思います。
_ 石けんの製造を始めたのは、塾生も増え主力の公園清掃業務や便利屋だけでは経済的自立が困難になってきたこと、そして当時琵琶湖が家庭用洗剤により水質悪化が問題にされたことで環境にやさしい洗濯石けんが見直されたことでした。
その際当時のねば塾の様子をNHK報道番組が放送したビデオを皆で鑑賞しました。
皆それぞれに生き生きとがんばって作業に取り組んでおりましたが、設備も品質も売れ行きもいまひとつで番組タイトルが「石けんは出来たけど」でした。
しかしその精神と取り組みは今なお変わることなく続いております。ただ変わったのが当時と比べみんな成長しすぎて年をとったことです。
映像で見るみんなは若かった。今はもういなくなったメンバーもいました。
お客様に安心してずっと使い続けていただける商品を、お求めやすい価格で提供できるよう商品開発を続けてまいります。
_ これからもご支援ご協力をお願いいたします。
_ 笠原塾長、知事賞受賞本当におめでとうございました。
_ この精神が、ねば塾の存在そのものなのです。